ずっと欲しかった透明水彩絵の具、クサカベのハルモニアが届きました。ブラックリセーブル6号もついでに注文しました。ブラックリセーブル1号を持っているのですが、多分こういう絵の具には平筆のように均一に塗れる筆より、筆跡が残るものが最適だと考え、あって困ることはないと思い追加しました。
一枚目は開けてすぐの状態です。
美しいです。
絵の具沼の人が絵の具を使うことよりも集めることに夢中になっていく気持ちがよくわかります。
二枚目は、眺めていて使わないのも宝の持ち腐れなので、苦渋の決断でチューブから出した後の図です。
普通はハーフパンという容器に開けるのですが、セリアにちょうどいいのがあったのでプラスチックの容器に開けています。ハーフパン欲しいのですが、売り切れていることが多く、代用品を探していたところ見つけました。
もう開ける過程でそれぞれの絵の具の個性が見えてきて、ねっとりしたやつ、ふわっとしたやつ、トロッとしたやつなどがあり、面白いです。
チューブから容器に移しうんち状(意地で伏せない)になったのを爪楊枝でぐるぐる回しながら四隅に広げ、平らにました。
一個ずつ分かれていたほうがいいのですが、三つずつくっついています。
持ち運びにもそこそこ対応しているので悪くはないです。
このあと色見本も作らなければなりません。
ハルモニアは分離色と言って、異なる性質を持つ粒子を混合させることで、ひとつの絵の具から二種類の絵の具が分離してそれぞれ混ざることなく発色するというものです。完全に色味をコントロールすることはほぼできないと思うので、「偶然」や「その場の出会い」を楽しむ絵の具だと思います。
今週もどうかご無事で。