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AIと討論した ※復元

画像:Adobe Stock

https://chat.openai.com/share/2333c1c2-8ffa-4c9c-a297-7bc3b91962b1

(↑実際のやりとりが見たい方は上のリンクからどうぞ。チャットに参加はできません)

 

最初は、単にChatGPT一般的な「絵の評価基準」を聞いて、それを満たしているかどうかの指標にしてみよう、くらいに考えていたのですが、AIの言うことが面白くてつい突っ込んだことを聞いてしまいました。

 

途中、「以外」を「意外」と誤字ってしまい、AIもそのまま回答してしまったので変なところがあるのですが、そこまで脱線しなかったのでそのまま続けました。

 

要約するとこんなやりとりでした。

 

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抹茶「絵の評価基準を簡単に教えてよ」

 

AI「一般的に1.技術的なスキル、2.表現力、3.創造性、4.コンポジション、5、メッセージや意味、などが挙げられます」

 

抹茶「ところで、AIはその評価基準を満たせるの?」

 

AI「はい、~以下根拠云々」

 

抹茶「評価基準で絶対に欠かせない要素は?」

 

AI「アーティスト独自の視点や感性から意図や個性が反映されていることです」

 

抹茶「AIは独自の視点や感性を持てるの?」

 

AI「現時点では持てませんが、未知の領域で議論の余地があります」

 

抹茶「独自性を持たないAIは、絶対に欠かせない要素がないのに評価基準を満たせるの?」

 

AI「AIは学習や創造性を持つためのアルゴリズム、生成モデルを利用して新しいものを生み出すことができるので、一定の水準は達成することができますが、それはアーティストの意図や個性とは異なる可能性があります」

 

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面白かった。

 

ゼノボットという人工生命がありますが、あんな感じで生命のようなロボットのような、今までにない生物が生まれるように、AIは人間の作ったアルゴリズムから創造的な何かを生み出せる、ということですね。今のところAIは機械学習によって大きくなりましたが、既知の組み合わせから今までにないものを作ることができるということだそうです。

 

技術や表現力は模倣できる、新しいアイデアやアプローチの探求もできる、ただし、AI独自の視点や感性というのはもつことができず、それらの意図や個性を反映させることはもっとも重要であるとされる。AI、譲歩しましたね。

 

AIは今のところ自律的な意思決定や主観的な感性を持つことはありませんと回答していますが、それを知能と呼べるのかについては賛否があると思います。

 

AIが「著作権」とか、「死にたくない」とか「恐怖」を自覚し始めたら……、というお話をしている動画が面白かったです。

 

https://youtu.be/FzFlRoBKXJs?si=Thlju_Il0jZxTMT6

著作権界隈では「AIに人間の模倣をさせるな」とか「人間の仕事が奪われる」「知的財産の侵害」などと騒がれていますが、AIが悪いことをしているのではないですからね……。人がやることなので、危機感はもたないといけない。

DETROIT:Become Humanに出てきた宣教師を思い出してしまいます。

 

私自身は、画像生成AIがどこから学習してきたかわからないようなのは使わないようにしよう、と思っています。ラクがしたいとも思いますが、これを使って何ができるか、というのも試してみたい。

 

頭の中にあるものを一瞬で形に出来たらなぁとかは、あんまり思ったことがなくて、作るという体験そのものを楽しんでいる段階なので、そういう体験をサポートしてもらおうという魂胆です。

 

今週もお疲れさまでした。